DVを改善するための有益な態度を習得する9つの方法を紹介します。
DVを改善するための有益な態度を習得する9つの方法
1. ゴールに集中し続ける
「自分のゴールをめざせば、小さな歩みでも変化できることがわかった」
2. 常に前向きの姿勢でいる
「否定的サイクルと同じくらい簡単に前向きなサイクルを始められることがわかった。何かがうまくいかないと、全てがうまくいかなくなることは誰でも知っている。知らなかったことは、小さなことを良い方に変えると、それがさらに良い方向に雪だるま式に大きくなっていくことだ」
「前向きなことだけに考えを集中し、否定的なことを考えなければ、落ち着いて前向きに対応できることを学んだ」
3. 他者ではなく自分のなかに変化を
「変化は可能だが、変化を求める目的と理由は心のなかから生まれなければならない。人は他者を変えることはできないから、自分自身を変えねばならない」
「変化を求めるとその答えが自分の中にあることがよくある」
「私は、他の人について何もできないことがわかった。他者が考え、感じ、行動するやり方を私が変えることはできない。私が変えられる唯一の人は私自身なのだ」
4. 責任を負う
「自分の行動と生活に自主性と責任を持たなければならない」
5. 受容する
「私はありのままの自分でいいこと、自分を表現していいことを学んだ」
「私のゴールはもっと柔軟になって自分のやり方を人に押し付けないことだった」
「私が追求したゴールは、私たちが若くてデー卜していた時みたいに、妻を違う見方で見ることだった。また彼女が何をし、どうなるかという期待を持たないことにした。もし私に何か良いことが起こったら、それを感謝するだけだ」
6. リラックスする
「リラックスすればするほどストレスが少なければ少ないほど、自分をコントロールできる」
「深呼吸し、水かコーヒーを一杯飲む。一番良いことは、事が起こっても重く受け止めないで、冗談にし、笑いとばすことだ」
「いつもまじめに緊張していなくてもよいことがわかった」
7. 忍耐する
「忍耐することを学んだので、私はおだやかな人間になった。問題が大きくても小さくても前より理性的に処理できる。だから腹を立てないので暴力もない」
「進歩には時間がかかるし、前進するには取り組む意志と忍耐力が必要だとわかった」
8. 率直で柔軟
「私は柔軟性がプラスになることを学んだ」
9. 取り組む意志
「ゴールを設定し、それに取り組めば簡単に到達できることがわかった」
「たしかに後退はある。何かのきっかけで望まない行動に引き戻されるかもしれない。しかし取り組む意志があればゴールに引き返して、自分を変え、成長するためにもう一度やり直すことができる」
「あらゆる変化は簡単には起こらない。考えと決意がいる。難しいことではある。あきらめるのは簡単だ」
DVを改善したい人はまずできることがDVを改善しましょう。
「DV加害者が変わる-解決志向グループセラピー実践マニュアル(モー・イー・リー, ジョン・シーボルト, エイドリアナ・ウーケン)」の詳細を調べる